非現実の例

タブレット

ここで、エロ漫画やエロゲーなどでしか表現できない非日常の例として、触手を紹介してみようと思います。
触手モノはアメリカなどでは非常にメジャーなオカズですが、日本ではあまり浸透しておらず、エロさよりも嫌悪感の方が勝って好きになれない人が多いようです。
しかし嫌悪感が伴うからこそ、背徳感が生まれ、極上のオカズとなりえるのです。

触手は、AVなどでも表現が可能です。実際に触手モノのAVも多く発売されています。
しかし、AVの触手は作り物です。触手に犯される女の子の所詮は「AV女優」であり、仕事でやっているのであり、本当のピンチに陥っているわけではありません。

その点、エロ漫画やエロゲーは最初から作り物ですので、作り物感を気にすることはありません。
そして、これらにはストーリーがあります。ストーリーがあることにより、そこで繰り広げられているのはその作品内では「現実」です。
触手は生きており、自らの意志で女の子を犯します。犯される女の子もAVのような演技ではなく、本当にピンチに陥っているのであって、だからこそ強い嗜虐欲を満たすことができるのです。

触手モノを例に挙げましたが、こういった非現実的なエロはエロ漫画やエロゲーなどの二次元にしか表現できません。

テレビアニメ化

ゲーム

エロゲーのすごいところは、人気が出ればテレビアニメ化もしてしまうという点です。
これはエロ漫画の場合はありえないことです(テレビではない、販売型のアニメだとよくあります)。

前のページで書いた通り、エロゲーでは長くてしっかりしているストーリーが描かれていることがほとんどで、エロ要素を抜き去ったとしても十分すぎるクオリティのものが残ります。
エロゲーとなるとPCソフトとして発売されますが、PSPやPS3などの家庭用ゲーム機に移植されることもあります。この際にも、エロ要素は除外されています。
テレビアニメ化の場合もそうで、エロではなく、ストーリーのよさこそが買われてメディアミックスされているのです。

エロを抜いても面白いのでテレビアニメ化されるわけですが、作品によっては、あえてエロゲーの頃の雰囲気を重視して露骨なエロ描写を投入してくるテレビアニメもあります。
エロ要素が強ければ強いほどテレビアニメも売れてしまうので(一概には言えませんが)、元がエロありきでエロい雰囲気を出しやすいエロゲーはよくテレビアニメ化されるというわけです。

主人公になりきる

男性

エロ漫画にもない、エロゲーにだけしかない特徴として、「主人公になりきることができる」というものがあります。

エロゲーは恋愛シミュレーションゲームにエロを付け足したもので、女の子との恋愛をシミュレーションするわけですから、プレイヤーには主人公の視点を共有してもらう必要があります。
そのため、エロゲーの主人公が画面に登場することはあまりなく、また顔ものっぺらぼうで、さらに音声が収録されていないことがほとんどです。
そして数々の選択肢を選びながらストーリーを進めることにより、自分がまるで本当に女の子のキャラクターと恋愛を、そしてエッチをしているような感覚をプレイヤーは感じることができるのです。

また、エロゲーは複数の女の子を登場させ、さらにプレイヤーに長く遊んでもらうため、比較的長いストーリーが必要になります。エロゲーは基本的に高く、さっさと終わってしまうようなゲームはプレイヤーに嫌われるからです。
そのため、ストーリーだけで独立していることもあり、エロそっちのけで「ストーリーこそいい」として人気を得ている作品も多くあります。そのうち感動して泣けるものは「泣きゲー」と呼ばれ、ひとつのジャンルを築いているほどです。